三菱樹脂、断熱パネル事業に進出
三菱化学エンジから譲受、食品工場等に
三菱樹脂(株)は三菱化学エンジニアリング(株)のグループ会社、菱化イーテック(株)の断熱パネル事業を８月１日付で譲り受けた。
三菱樹脂は昭和40年に販売を開始。その後も内装間仕切りを開発し、オフィス向けを中心に販売してきたが、断熱パネル事業を菱化イーテックから引き継いだことにより、間仕切り「ダイアパーティション」のほかに断熱パネル「ユピアパネル」を今回加え、食品の冷凍・冷蔵倉庫や食品工場、病院、店舗、学校など幅広い市場に向け、多様な商品とサービスを供給することが可能になる。
ユピアパネルは断熱パネル、不燃断熱パネル、不燃パネルの３商品がある。
�｜杷�パネルの「ユピアＳＨパネル」は芯材に硬質ポリウレタンフォームを採用。断熱効果が高く、あらゆる温度帯で高い断熱効果を発揮する。冷凍庫、冷蔵庫の小型から大型まで自由に設計・製作が可能。
��不燃断熱パネル「ユピアＨＦパネル」は芯材に不燃性と断熱性の両方の特性を持つイソシアヌレートフォームを採用。不燃認定を取得した密閉性、断熱性、遮音性に優れたＨＡＣＣＰ対応パネル。クリーンルームや食品加工施設等あらゆる分野で活躍する。
�Ｉ塲灰僖優襦屮罐團■稗奪僖優襦廚録頂爐縫札薀潺奪�ハニカムを採用。不燃認定を取得した密閉性に優れたクリーンルーム対応パネル。
ユピアパネルの事業規模は年間売上高約12億円。断熱パネルは三菱樹脂の販売子会社の菱樹商事(株)がトータルプランニングから内装工事、什器・備品も含めた販売活動を行なう。