豊田自動織機・トヨタＬ＆Ｆカンパニーは0.9ｔ〜3.0ｔ積リーチタイプＡＣ制御バッテリーフォークリフト「ジェネオＲ（ＧＥＮＥＯ−Ｒ）」をマイナーチェンジし、簡易荷重計などの装備を充実させた。
全国41社のトヨタＬ＆Ｆ取扱店を通じ８月25日から販売開始する。
荷役作業時の手の挟み込み防止に役立つハンドプロテクター、スピードの出し過ぎを警告するオーバースピードアラームなどを標準装備した。また、業界で初めて、照度が高く優れた耐久性のＬＥＤヘッドランプをオプション設定した。
リーチタイプのフォークリフトはマスト部分が前後に移動し小回り性が良く、狭い通路幅の作業環境に適しているが、駆動と制動を後ろ１輪（ドライブタイヤ）で行なうため、雨などで濡れて滑りやすい路面での制動力不足、発動時の駆動力不足の問題があった。
「ジェネオＲ」はこうした問題を解消するトヨタ独自のシステム“ＳＡＳＲ”(※)を搭載している。ＳＡＳＲは旋回時や荷役時などに優れた安定性を発揮する。
「ジェネオＲ」はリーチタイプフォークリフト国内販売台数が７年連続で１位となっている。（日本産業車両協会と同社調べ）
（※System of Active Safety トヨタが世界で初めて確立した安全機能）