宝幸の末澤壽一社長は「(中国産品敬遠の流れを背景に)業務用冷凍焼売が40%増と好調に推移しており、大和工場(神奈川県大和市)がフル稼働状態になっている。そこで他社との業務提携を含めた投資を早急に検討する」と考えを示した。20日都内のホテルで開催した秋季新商品展示商談会に先駆けて行なった記者会見の席上で語った。
「国内産品に対する認識の高まりで大和工場の冷凍焼売が売れている。工場はフル稼働が続き、ついに7月は31日間休みなしのフル操業となった。前年同月比で生産数量が70%増という異常事態。
そこで委託工場の開拓や設備増強など様々な観点から新たな投資を考えている」。
宝幸 末澤社長