JA鶴岡が冷凍工場を増設
冷凍だだちゃ豆を増産へ

JA鶴岡の「殿様のだだち
ゃ豆」

 JA鶴岡は鶴岡市の急速冷凍工場を増設した。11日、現地で竣工落成披露を行なう。主に「だだちゃ豆」の冷凍品を生産する。だだちゃ豆は枝豆の一種で鶴岡市の特産物。独特の香りと甘みが人気を呼んでいる。

 増設したのは時間当たり凍結能力350kgの急速凍結式トンネルフリーザー1基。これで凍結能力は倍以上になった。

 同工場ではこれまでにも冷凍のだだちゃ豆のほか、加工品の一次原料の凍結を行なってきた。製品はインターネットによる産直のほか、JA鶴岡ブランドで量販店や直売店でも販売しているが、このところの国産人気と、「殿様のだだちゃ豆」など鶴岡産茶豆のブランド力が浸透して販売が増加していることから増産に踏み切った。農水省の補助事業。