ビッグデータを活用して食のトレンドを分析

 ぐるなびは食関連産業の業務支援を目的に、ビッグデータをリアルタイムに引き出せるオンラインツール「ぐるなび データライブラリ」の利用契約とサービスを1日開始した。
 飲食店と消費者の実態を把握できるオンラインツール。ぐるなびに掲載している加盟飲食店約16万店のメニュー情報などの掲載情報と、ぐるなび利用者約6千万人の検索・行動履歴の関心情報から解析した、食のトレンドを分析するために役立つ様々なデータを提供する。
 各メニューに対して過去の取扱い店舗・検索の推移分析や急上昇ランキング、独自アルゴリズムから予測する今後流行しそうなメニューを引き出せ、商品開発や市場分析のための情報が収集できる。
 飲食店のメニューの展開バリエーションが検索できる。食材や季節のイベントに関連したメニューなどさまざまな切り口で分析でき、メニュー提案や商品開発に使える。
 メニューを提供している店舗業態やエリア、ユーザー属性、価格帯など構造的な分析ができ、エリア指定することで当該エリアの飲食店の特徴を把握。エリア、価格、ユーザー戦略など、営業戦略の立案・実行に役立つ様々な情報を取得できる。

 消費者ニーズが多様化しているため、食品メーカーなどが抱える「何が売れるのか」、「誰が買うのか」などの課題に対応し、「メニュートレンド」、「メニューバリエーション分析」、「店舗分析」と様々な機能を搭載した。
 契約企業はいつでも簡単に「食」の最新動向を把握し、いち早く商品開発に役立てることが出来る。利用するには月額30万円で年間契約が必要。