カルビーは中国杭州市にスナック菓子の製造販売会社を合弁で10月設立する。中国の大手メーカー、康師傳方便食品投資、伊藤忠商事の3社による合弁。
アジアでスナック菓子の最も有望な市場が中国にあると判断し、売上高とシェア拡大を図る。康師傳方便食品投資は中国で強い販売力を持つ康師傳控股の傘下企業。
カルビーが製造技術やノウハウを提供し、伊藤忠商事が原料の馬鈴薯を調達、康師傳が物流・販売を手がける。来年1月の事業開始を予定している。
カルビーは7月に中国天津市、8月には台湾に合弁会社を相次いで設立するなど、アジア戦略を加速させている。