福島工業の4〜9月連結決算で食品工場向けトンネルフリーザーの売上げが好調。食品スーパー向け冷凍冷蔵ショーケースの売上げも省エネタイプの人気が高く好調だった。
冷凍冷蔵庫は外食産業で新規事業参入、改装による設備投資が増加、老健施設や宅配・病院給食向けの販売を強化したことから、汎用業務用冷蔵庫や製氷機の売上げが伸びた。
病院や研究施設向けのメディカル機器の売上げも増加。メディカル機器の新ブランドとして「メディフリッジ」を立ち上げた。
冷凍冷蔵ケースでは都市部の50坪程度の小型食品スーパー等の出店が増え、節電志向、改装設備投資も増えたため、業界トップクラスの省エネ対応ショーケース「Send-you」と省エネ制御システム「アクシア・エコ」の売上げが伸びた。
4〜9月の全社の連結売上げは16.5%増233億2700万円と大幅に伸び、営業利益は60.0%増23億5800万円、経常利益59.5%増24億1700万円、純利益83.0%増14億7800万円と利益も大幅に増えた。
3月通期では売上げ7.8%増436億5600万円、営業利益28.9%増36億9900万円、経常利益19.9%増37億6500万円、純利益32.6%増22億9800万円と増収で大幅増益を見込む。
同社グループの高橋工業がトンネルフリーザーを取り扱っている。