業界初、無人荷受け用の屋外専用冷凍庫

      販売開始した屋外専用冷凍庫

 パナソニック産機システムズは、無人受け取りや非対面の納品・保管を実現する「屋外専用冷凍庫」の受注販売を8月末開始した。

 オープン価格。既存品の「屋外専用冷蔵庫」と組み合わせると幅広い温度帯に対応できる。1枚扉。有効内容積555リットル。

 同社は「店舗の時間短縮営業などで省力化や省人化が求められているが、さらにコロナ禍で、省力化・省人化、オペレーション変更などの変化対応が従来以上に求められるようになった」ことから「無人荷受けのニーズが高まる」と予測している。

 雨が侵入しにくいユニットカバー構造や、インフィット型扉構造などで防雨性能を確保し、屋外設置を可能にした。

 そのほか、低外気温対応、盗難・いたずら防止対策(南京錠付属、扉ヒンジにいたずら防止ねじを採用)、必要な時間のみ通電させる運転タイマー機能付き。さらに遠隔データサービスとの連携により遠隔で庫内温度を管理できる。

 これまでCVSのビルイン店舗や電鉄系売店を中心に「屋外専用冷蔵庫」を販売し、要冷蔵品の荷受け・一次保管、店舗の省力化の要望に応えてきたが、「屋外専用冷凍庫」の受注販売は業界初という。