凸版印刷は空気の力で自立する口栓付き液体製品用スタンディングパウチを開発し、今月上旬から本格的な販売を開始する。パウチのサイド部分に、空気を縦方向に封入することで自立性とハンドリング性を向上させた。
持ちやすく、注ぎやすい
「エアホールドパウチ」
製品名は「エアホールドパウチ」。見た目に美しいだけでなく、持ちやすさや注ぎやすさを向上させた。封入した空気が柱の役割を果たすため、パウチ上部が前後に倒れることなく店頭で美しく陳列できる。
液体の入ったスタンディングパウチは重い、持ちにくい、注ぎにくいといった課題があった。新パウチでは、空気を封入した部分がハンドリング性を向上させる。また空気を封入した部分から簡単に開封して空気を抜けるため、廃棄時には小さく折り畳むことができる。