【年頭所感】
厨房から日本の食文化支える
日本厨房工業会 渡辺 恵一会長

      渡辺会長

 当工業会は引き続き、厨房設備士の資格認定制度、業務用厨房設備機器基準、厨房設備機器展の開催、月刊厨房の発刊――の4つの主要事業を中心に活動する。
 「厨房設備士の資格認定制度」は今後もより多くの厨房のプロフェッショナルを輩出、育成する。
 「業務用厨房設備機器基準」は業界を挙げての衛生・安全・環境保全への取り組みであり、適合認定取得の状況としても順調に増加している。
 「厨房設備機器展」は業界最大のイベントとして年を追うごとに盛り上がりを見せており、今期も成功させるよう尽力する。
 月刊誌「厨房」は工業会の諸活動を対外的にPRする業界唯一の機関誌として、今後とも誌面の充実に努める。
 さらに、業務用厨房の火災とCO中毒防止の重要性を踏まえ、安全対策とその周知に取り組む。
 各委員会活動について、「Going Global委員会」では、会員企業と日本の厨房機器の海外進出に向けた情報発信をより充実させる。教材検討委員会では、厨房設備工学入門をより使いやすく充実させる。
 当工業会はこれらの諸活動を積極的に推進して業界の発展に寄与し、人々にとってなくてはならない「食」を支え、日本の食文化の発展に貢献していく。