キユーピーは100％子会社の富士吉田キユーピー（山梨県富士吉田市、滝澤徹社長）の株式49％を�蠅呂�ばく（山梨県中央市、長澤重俊社長）に昨年６月譲渡し、合弁化したことを２月28日公表した。富士吉田キユーピーの成長発展が見込めると判断した。
富士吉田キユーピーは2006年設立。富士山麓の良質な水を活用して、おかゆやマヨネーズ、育児食などを製造している。前期の売上高は７億6300万円。
はくばくは1941年設立。精麦や精米を主力事業とし、近年のもち麦ブームをけん引している。前期の売上高は218億6500万円。
富士吉田キユーピーは生産量を拡大するなかで、さらなる競争力の強化について検討を進めていた。はくばくも国内大麦市場の拡大のため、山梨県内で生産能力を増強することを検討していたため、今回の合弁化に至った。
富士吉田キユーピーはキユーピーに加えてはくばく商品の製造受託事業を強化する。