製法と容器、スパイス全面リニューアル

 ハウス食品は「ハウス」ブランドのスパイスを、香り立ちや味わいだけでなく、握りやすさや振り出しやすさなど容器も全面リニューアルして20日から発売する。“ロールミル製法”や“焙煎釜仕立て”など新製法を導入している。
 ポピュラースパイス(ビン入り)や洋風スパイスに採用する新容器「ピタビン」は、四角いフォルムでピタッと手にフィットし、振り出しやすく、収納しやすくなる。スクリューキャップの回転角度を変更し、1ひねりで開け閉めできる。ヒンジタイプは、ワンタッチで開閉できる “バネヒンジ”となる。
 詰替用の袋タイプは、新機能の“スカッとOPEN”を導入する。ミシン目に沿って手で開けられ、注ぎ口とビンの口のサイズを合わせてあるので、スムーズに詰め替えできる。
 コショーと唐辛子には、新製法“ロールミル製法”と“焙煎釜仕立て”を導入し、香りや味わいにこだわった。“ロールミル製法”では熱の発生を抑え、短時間で粉砕することでスパイス本来の香りがしっかりと生かせる。“焙煎釜仕立て”は独自の焙煎技術で、従来品に比べ均一で色鮮やかな仕上がりとなる。
 従来「キッチンユース」、「テーブルユース」など、使用シーンに応じて展開していたラインアップは、「容量」(適量または徳用)と「包装形態」(ビンまたは袋入り)という軸で再編成し、詰め替え先が分りやすいようにパッケージデザインをそれぞれの商品群ごとに統一する。