外食関連3展示会が合同開催

 日本能率協会と宿泊・飲食関連8団体は、「HCJ2016」を東京ビッグサイトで2月16日(火)〜19日(金)開催する。
ホテル・旅館・観光・各種施設を対象とした「国際ホテル・レストラン・ショー」、給食・中食・弁当を対象とした「フード・ケータリングショー」、厨房・フードサービスを対象とした「厨房設備機器展」の3展示会で構成。811社、1947ブース(1月21日現在)が出展し、4日間の会期で5万7000人の来場を見込む。入場料が無料となる事前登録を受け付けている。
 展示会場で最大のゾーンは「厨房設備・機器ゾーン」。約180社870ブースが出展。大量調理に対応する保温・保冷・冷凍・解凍の各設備、高性能で取り扱いの便利な機器、学習能力を持つ複合調理マシンなど、各メーカーが最先端の設備機器を展示する。排気・ごみ処理・油野ろ過等の衛生管理、省力化、収納、経費削減の提案もある。
隣接する「衛生・クリンリネス・食中毒対策ゾーン」、「フードサービスゾーン」は施設の安全・安心に関する展示を行う。

様々なテーマのセミナーも充実

 「給食セミナー」では16日(火)11時から基調講演「日本食品標準成分表改訂について」文部科学省科学技術・学術政策局の河合亮子室長らが講演する。栄養成分値には分析値、計算値、参照値又はこれらの併用値がある。日本食品標準成分表は計算値のデータベースとして広く活用される。
 「トレンドセミナー」ではインバウンドに関する外食、食伯向けの対策などをテーマに指導する。18日(木)11時からは「ホテル、外食チェーンで取り組むHACCP手法の考え方−ご存知ですか?リテール(小売)HACCP−」について講演する。注目され始めた「リテールHACCP」手法について解説する。
 「日本厨房工業会セミナー」では18日(木)、出展厨房機器メーカー5社がフロン排出抑制法から厨房のソフトとハードを融合させた新しい取り組みまで幅広い情報を提供。
事前登録が必要な講座、有料も一部ある。