日本コーンスターチは多加水麺にも使用できる打ち粉用製品「サゴ澱粉の代わりプレミアム」を今月から発売を開始した。従来のサゴ澱粉や他のタピオカベースの澱粉と比較して流動性と散布性をさらに高くしている。
水分を吸っても流動性は高いため、多湿状態でも保存ができることから、多加水麺に使用しても、麺同士の付着を防止することができる。
「市場に出廻っているどの澱粉より満遍なく、より均一に麺に付着する」(同社)。また粘度が低いことから、茹で湯が濁りにくいうえ、粘らないため、茹で湯の取替回数を少なくすることもできるという。「コストダウンが図れると同時に環境に配慮している」(同)。
インテックス大阪で先月開催された「ヌードルワールド関西2012」で、製品・技術PRセミナーを開催したところ、「参加者の多くはすぐに製品をご購入されるなど、大盛況だった」(同社)という。