ヨーグルトはコア事業、新商品の生産ライン増設

 明治は守谷工場(茨城県守谷市)と関西工場(大阪府貝塚市)で新商品のヨーグルトデザートの生産ラインを新設するとこのほど発表した。投資額は約38億円。
 生産品目は「明治ヨーグルトドルチェとろけると」シリーズ。2日発売開始した。充てんしてから発酵する後発酵だが、ソースの上にヨーグルトをのせた新発想の2層タイプ。シリーズの1つ「バニラショコラ」は濃厚でぜいたくな味わいのバニラヨーグルトと、2種類のチョコレート原料を組み合わせたオレンジピール入りチョコレートソースとの2層に仕上げた。
 上層と下層で風味や食感、香りのコントラストが楽しめるほか、濃厚ながらすっきりとした後味で、食べ終えた後にまた食べたくなるおいしさを実現した。
 明治グループは長期的な経営計画を「2026ビジョン」として策定しているが、この中でヨーグルトをコア事業領域に位置づけている。新たな高付加価値商品で市場拡大をめざすとともに、今後もコア事業に経営資源を投入する。

        守谷工場

        関西工場