物流改善進める、共配の範囲・企業の拡大も検討

 味の素冷凍食品は新中計で物流改革を進める。ドライバー不足、物流コスト高、環境保全等の構造課題に加え、単品バラ積み・荷卸し時の温度管理など、冷凍食品特有の課題についても同業他社や大手卸・小売りなど先進流通との積極的な協業で取り組む。
 冷凍食品の同業他社との共配は、ニチレイフーズ、日本水産と北海道、四国、関西、九州で手掛けているが「共配エリアの拡大を検討する」(吉峯英虎社長)。毎日配送から隔日配送、あるいは共配取り組み企業の拡大なども検討課題とする。
 モーダルシフトを推進する。ルートやエリアの拡大に取り組む。
 また流通現場では手積み作業が一部行われているが、パレット輸送を推進するとともに積載効率を考えた荷姿変更も検討する。
 積卸作業の効率化を推進し、配送車の待機時間削減に取り組む。