地域子会社6社を合併、3温度帯物流の品質高める

 3温度帯食品物流のSBSフレックは、同社100%出資の地域子会社6社を来年1月1日合併し、新会社「SBSフレックネット」としてスタートする。
 同社は北海道から九州まで全国6地域に運送を担う地域子会社と約70カ所の事業拠点を持ち、食品メーカーや卸業者の工場・センター間の輸配送や入出荷作業、納品先への配送業務を担っている。より意思決定を迅速化し、ローコストで高品質な全国同一水準の3温度帯食品物流サービスを提供するため、地域子会社6社を合併する。
 SBSフレック北海道、東北、関東、中部、関西、九州の6社は、SBSフレック関東を存続会社として1月1日付で合併し、同日付けで商号を「SBSフレックネット」に変更する。合併新会社の本社に運営本部を設置し、北海道から九州までの旧地域会社を地域運営部とする。
 同社は旧雪印物流の時代から約半世紀にわたって食品の低温物流を全国ネットで展開している。2004年にSBSグループ入り。同グループの食品・3温度帯物流事業のコア会社として、全国の顧客に輸送・保管・流通加工・センター運営などのサービスを提供している。また、物流全般を一括で引き受ける3PLサービスに注力している。