国際物流の業務拠点整備事業の公募開始

 国土交通省は国際物流の結節地域の高度化を促進し、国際競争力を強化するため、特定都市再生緊急整備地域を核とする大都市圏にある国際港湾周辺などで、物流拠点の整備・再整備をするための補助事業を公募する。
 特定都市再生緊急整備地域を核とする大都市圏にある国際港湾周辺(京浜港、 阪神港、名古屋港、博多港周辺、臨港地区を除く)などの国際物流の結節地域で、物流拠点の整備・再整備する場合、事業計画の策定に必要な経費、施設の整備費などを支援する。

 大都市圏を背後にもつ港周辺の物流拠点は、古くから国際物流の結節地域として大都市の消費・産業などの経済活動を支えてきた。しかし、施設の老朽化などでポテンシャルが最大限に発揮されない、あるいは周辺の交通混雑など、都市環境上の課題がある。
 これら改善し、日本の国際競争力を強化するため、2013度から国際競争拠点都市整備事業(国際競争流通業務拠点整備事業)を創設している。

 公募受付期間は1月24日〜2月13日の午後6時まで。
 提出先は郵送の場合、〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3、国土交通省都市局市街地整備課の区画整理係、甲斐氏まで。E メールはkai-m2y9@mlit.go.jp。申請要領などの関連資料は、国土交通省HP (http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi08_hh_000033.html) にある。
 この公募は来年度予算の成立を前提として実施するので、予算が成立しなかったなどには、支援ができない場合もある。