共和紙業を子会社化、北海道で連携強化

 レンゴーは関連会社の共和紙業(北海道小樽市)が実施する第三者割当増資に応じ、同社を子会社化した。両社で営業面、生産面で連携をより強化し、北海道地区の段ボール・紙器事業を充実させる。
 今回の増資引き受けにより、レンゴーの共和紙業への出資比率は39.8%から57.0%となる。
 共和紙業は1949年の設立以来、段ボールケース・紙器メーカーとして、一般段ボールケース、美粧段ボールケース、印刷紙器、包装機械などを製造販売しており、高い品質と技術力を背景として、安定した業績で推移してきた。
 「今後、共和紙業と営業面、生産面での連携をより強化しながら、近隣の当社直営工場とグループ企業とともに、北海道地区における段ボール・紙器事業のさらなる充実を図っていく」(レンゴー)としている。