文化シヤッターは工場や倉庫の開口部に設置する高速シートシャッター「新型エア・キーパー大間迅(だいまじん)」を1日発売した。新たに採用した開閉機構の共通化で、屋内専用「ビードタイプ」と屋内外兼用「マジックタイプ」の商品体系を刷新。機種の統合を図った。
「エア・キーパー大間迅」はスチール製電動シャッターの10倍以上の高速開閉ができる。本体シートとガイドレールの結合部にジッパーとビード機構を採用した、高気密設計が特長の高速シートシャッター。外気の流出入を最小限に抑える省エネ効果の高い商品として、1999年の発売開始以来、各種工場や倉庫の開口部に数多く採用されている。
駆動ドラム内蔵の新型開閉機の採用、新型電装ユニットの採用、シート巻き取り用バネの採用により、同社従来品と比べて上部ボックス部の袖寸法を左右あわせて491mm、ガイドレール部のレール寸法を同様に68mmにコンパクト化。開口部を最大限に活用できる納まり性の向上を実現した。
新たに採用した開閉機構の共通化により、機種を従来の8機種から5機種に統合した。屋内設置専用の新型「ビードタイプ」と屋内外設置兼用の新型「マジックタイプ」に商品体系を刷新したことで、ユーザーによりわかりやすい商品ラインアップとした。