冷凍食品の需要増に対応、冷凍冷蔵倉庫を拡張
冷凍冷蔵の物流倉庫・配送代行サービスを手がける�蟯慊�（大阪府東大阪市）は東大阪市にある５階建ての主管センター（延床面積2900坪）の冷凍冷蔵倉庫を拡張し、１階を冷凍冷蔵専用フロアとして運用する。
新型コロナの影響で冷凍食品のＥＣ・通販需要が拡大していることや、既存施設が満床になったため。拡張工事は８月31日まで続く予定だが、商談受付けを１日開始した。
冷凍冷蔵配送センターは冷気が漏れないドックシェルターを13基完備しているほか、在庫管理は自社開発したＷＭＳ（倉庫管理システム）の「クラウドトーマス」を使い、ケースピッキングだけでなく、バラピッキング（ピースピッキング）にも対応している。
冷凍の介護食など1000種類に上る商品対応と、バラピッキングだけで月間30万点以上の出荷実績を持つ。さらに法人向けや個人向けの物流業務だけでなく、冷凍食品の定期便配送の実績もある。
同社はドライ品を扱う物流倉庫で物流ロボットの導入を進めており、将来的には冷凍冷蔵倉庫への導入も検討するとしている。
冷凍冷蔵倉庫を拡張する東大阪市の主管センター