新開発のＩＨフライヤーを出展

　ヤナギヤ（柳屋芳雄社長）は新開発のＩＨフライヤーをはじめ、主力製品であるボールカッターなどをＦＯＯＭＡに出展する。新製品でもあるＩＨフライヤーは従来のガス式に比べ、火災の危険性がきわめて少ない上、加熱時装置自身はCO2を出さない。　
　工場内の温度上昇がなく排熱ダクトが不要で、加熱部の熱効率は90％（放散熱量などでの最終熱効率は約７４％）となり、特にランニングコストは同社のＬＰガス式と比べて25％〜35％削減できる。地球環境やエネルギー面からも次世代の食品製造業向けのフライヤーを、会場で紹介する。
　
　従来より研究開発していた環境対応型ＥＣＯフライヤーである「ＩＨ連続フライヤー」（電磁誘導加熱式、PAT申請中）を今回、商品化した。IHヒーター（加熱器）は広く家庭で普及し、安全性やエネルギー効率、使用環境の良さで「火災の心配が少ない」、優れた「安全・安心」、「熱効率の良さ」「CO2の排出がない」などが知られている。今回、ヤナギヤでは、これからの食品製造の時代にマッチしたIHヒーターの優れた性能を活かし、「ＩＨ連続フライヤー」を開発、新発売している。
　特徴は�＿从劼隆躙韻�極めて少なく安全である。�∈邏抜超�（ECO）では、ガス加熱に比べ工場内の温度上昇への影響が少なく、ガス式のように燃焼排熱ダクトがなく、雰囲気が良い。�Ｄ床仄阿醗曚覆衞�の焦げ付きが少なく、鍋の中の洗浄が容易。�て蘢譴硫硬戮鰐鵤横僑亜遒板祺垢砲茲衞�の劣化は小さい。�ゲ硬拈�御性はインバーター制御により温調は容易。��最終熱効率は約７４％で、ランニングコストもＬＰガス式と比べて25％〜35％削減できる――など。
　同社は今回の展示会にIHフライヤーの小型、中型機であるIHF240、ＩＨＦ350を出展、実演する。また、ボールカッターBCZ150、擂潰機RSA130、搾り機ツインマイスターJｒ.を合わせて出展する。出展小間番号はＷ1ｂ-02。

新開発のＩＨフライヤー