物流施設を京都に建設、近畿エリアで事業拡大へ
久御山物流センターの外観。屋上に約1800枚の
太陽光パネルを設置
大和ハウスグループの大和物流（大阪市、緒方勇社長）は久御山物流センターを京都府久御山町に竣工し、２日稼働を開始した。近畿エリアの事業展開を加速する。
敷地9973�屬謀換�造りで地上３階建て。延床は約１万947�屐�施設内には４ｔ車21台が同時に接車できる高床式トラックバースを設置し、ロールボックスパレット（かご台車）や海上コンテナの取扱いをできるようにした。
奥行き10ｍの庇下の荷役スペースは雨天時でも貨物の積み降ろしが可能。建物の搬入口とトラックの荷台の高低差をなくすドッグレベラーを採用した。トラックバース直結の貨物用エレベータも備えており、荷役業務を効率的に行える。
また、総発電量約500ｋＷのソーラーパネル約1800枚を屋上に敷設し、ＬＥＤ照明を全館に導入して環境に配慮した。
建設場所は京滋バイパスの「久御山ＩＣ」、第二京阪道路の「久御山南ＩＣ」から約２�劼塙眤�道路へのアクセスに優れ、「好立地の内陸型物流センター」（同社）という位置づけ。海岸と比べて津波リスクの低い立地特性を生かして、一部を文書保管センターとして運用する。
入出荷作業から保管、輸送手配までワンストップ
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