ケイズベルテックはスパイラルコンベア稼働時のベルト張力の測定サービスを実施する。従来は技術者による手感覚で測っていたものを数値化。ベルトにかかる負荷効力を正確に把握することで、メンテナンスに役立てる。
代理店契約している米国Ashworth社製の測定装置を使用。ベルトにかかる張力を測定し、パソコンにデータ化する。ベルトがスパイラルフリーザーに入る温度変化とともにグラフで表現、常温から低温に移行する際のベルトの収縮度合いも考慮できる。
従来、ベルトの許容張力を測定するのに、技術者が手感覚で行なっていたのが業界の常習だったが、正確さに欠けていた。極端に負荷がかかっているベルトでも、張力が数値化できなかったために稼働を続け、その結果、破損、ラインの停止にもつながる状態が度々あったという。適正な張力を把握することでメンテ時にも先手を打てるようになる。