製菓機械全出品機種を実演、「食品用プリンタ」も

 マスダックは「魅力的なお菓子と、その生産技術をご提案」をテーマに、初出品の「全自動どら焼機」(生産能力2400個/時)や「小型どら焼機」などを出展する。

小型どら焼機「SDR-SGA-Z」

 全出品機種を実演し、自社開発菓子を紹介して菓子生産技術とソフトを合わせた提案を行う。一貫生産ラインによる合理的な生産から、多品種生産に向けた標準的機種の汎用性を活かした方法まで、国内外や各業態の菓子メーカーに向けて発信する。
 安全性・衛生面・使いやすさを追求してリニューアルした「全自動どら焼機」を初出品。「小型どら焼機」は装置を追加せず、使い方と仕上げの工夫で、簡単に商品バラエティを広げるアイデアを提案する。
 同社の設備はAIB国際安全統合基準に準拠して設計、製作し、改良を重ねている。ユーザーの生産現場では清掃しやすさに高い評価を得ている。
 また、オランダのデフロート・イノベーション社が開発した食品用プリンタ「フードジェット」を出品する。チョコレートなどの食材を使って、模様や文字をプリントできる。製品の付加価値向上の可能性を、実演と映像で紹介する。同装置は不定形なパンやピザ生地などに、ソースなどをはみ出さず薄く塗ることもできる。