サラダクラブはレタスを千切りにした「シュレッドレタス」を4月27日発売した。
アレンジしやすいシュレッドレタス
レタスを細かくカットし、ふんわりと仕立ててパックしたシンプルでアレンジしやすいパッケージサラダ。
通常、レタスはカットするとすぐに変色してしまう。変色はレタスを切ることで傷害反応が発生し、合成されたポリフェノールが空気に触れ、色を変化させる物質を生み出す。また、調査の結果、レタスに与えられた強い衝撃と、衝撃を受けてからカットされるまでの保管期間の長さが、切り口の変色に最も影響を及ぼすことがわかった。
同社ではパッケージ袋内の空気を窒素に置き換え、酸素に触れないようにして変色を防止している。窒素に置き換えても室温では変色が進むため、製造から配送まで1℃〜10℃の低温管理をしている。
製造中、落下はもちろん、様々な衝撃の影響を受けないよう、常に野菜をやさしく取り扱い、速やかに処理することで、変色を抑えるように努めている。
2015年10月から関東限定でテスト発売したところ、好評を得たことから販売エリアを全国に拡大する。
「シュレッドレタス」は70gで税抜100円。
サラダクラブは野菜の鮮度と美味しさにこだわり、色々な種類の野菜を組み合わせ、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造、販売している。キユーピーと三菱商事の共同出資により1999年に設立。利便性と価格が一定という経済性が支持され、需要が拡大しているパッケージサラダ市場で国内最大のシェア率を誇る。2015年11月現在、販売店舗数は1万2500店。