食品容器メーカー大手のエフピコ(広島県福山市、佐藤守正社長)は工場・配送センターの建設用地を茨城県坂東市の坂東インター工業団地に取得したと発表した。落札価格は約10億3000万円。
再生原料を使用したエコ製品や、発泡素材を使用してプラスチック使用量を削減した製品の需要増加が今後も見込まれることから、首都圏エリア向けに安定供給できるよう生産能力と保管能力を高める。
取得用地の近隣には既存の生産拠点や物流拠点が多くあり、連携によって効率的なオペレーションが可能になるという。
新設の工場・配送センターには自動ソーター出荷システムをはじめ最新鋭の設備を導入し、生産性向上を図るとともに既存拠点のバックアップ機能を強化する。繁忙期や災害発生時にも安定供給できる体制を構築する。