福岡のメガソーラー、稼働始める

 神戸物産は福岡県田川郡で建設していたメガソーラー「田川(第一・第二)太陽光発電所」の稼働を24日開始した。出力用量は約4MWで、業務スーパー61店舗分に相当する。売電予定額は年間1億7570万円。
 同社が手がける稼働中の発電所は兵庫県4カ所、北海道3カ所、福岡県3カ所の合計10カ所となり、稼働中の容量は合計12.2MWとなった。業務スーパー189店舗分の電力を発電し、約3950世帯分の電力量に相当する。各発電所の1日あたりの平均売電額の合計は141万9000円。
 その他、建設中の発電所4カ所(7.2MW)、実施計画中(土地取得済)の発電所2カ所(52MW)、自社工場発電所3カ所(1.3MW)、計画中の発電所5カ所(136MW)があり、すべて合計すると想定発電容量は208.7MWとなる。
 同社はCO2の削減、将来的なエネルギー供給の安定化などの観点から「メガソーラー発電量単独企業日本一」をめざし、メガソーラーの建設や運営を推進している。

稼働を開始した「田川(第一・第二)太陽光発電所」