3展合同になって2回目、入場者増加

 東京ビッグサイトで開催された「フードシステムソリューション」、 「フードセーフティジャパン」、「フードファクトリー 食品工場 改善設備展」が9月30日閉幕した。
 昨年、食品工場の改善をテーマにしたフードファクトリーが加わり、3展合同開催になって2回目の開催。来場者は3日間で3万7980人で前年の3万4605人を3375人上回った。認知度は上がっているとみられる。
 多くの人で賑わった会場の様子を写真で紹介する。

左はパラレルリンクロボット、右はスピンノズル式除水装置。ケイズ ベルティックは電力を見える化するボルトキャッチャなど自社開発製品を軸に食の安心・安全を向上させる多彩な内容で出展した。

クレオは炭酸水で次亜塩素酸Naを希釈し供給する『炭酸次亜水生成システム』を初出展。洗浄・脱水・殺菌が1台で可能な『野菜の貯水式洗浄脱水機』は新製品。野菜洗浄システムを一式で提案した。

アンリツインフィビスと寺岡精工は共同出展。金属検出機、X線検査機、卓上ラベル検査システムなど食品安全の必須アイテムをアピール。

福島工業のブースでは自社製品を活用したニュークックチルの実演、試食を行った。入場者の興味を引き、立ち止まる人が多かった。

キユーピーはノロウイルスや細菌を除去できるエタノール製剤を出品。大学と共同開発。実際に人に感染するノロウイルスで効果試験を実施したという。

中央設備エンジニアリングは工場内が丸ごと見れるバーチャル工場ツアーを開催。indoor view では「部屋全体から気になる細部まで」更には「仕様と仕上」が確認できた。

農林水産省はスマイルケア食をアピール。会場には今年2月から運用を開始している青マーク商品が並んでいた。