上期の冷凍野菜輸入数量2%減、アメリカ産トップに

 上期(1〜6月)の冷凍野菜輸入高は数量1.9%減37万2739t、金額2.9%減517億2700万円となった。2007年以来、3年連続で数量が減少している。昨年の輸入数量1位だった中国産は今期一割減少し、同2位だったアメリカ産がトップに立った。財務省が7月30日公表した。
 
 トップのアメリカ産は数量5%増約15万3000t。全体に占める割合は41.0%と四割を超え、中国産(10.1%減13万6000t)とアメリカ産だけで77.5%と約八割を占めている。
 ただ、6月単月では数量3.6%増6万7807t、金額2.4%増96億8900万円と、数量、金額とも前年を上回り、中国産も数量が2.7%増と回復傾向にある。