「そうけんくん」に新機能を実装

 フジサンケイグループのシンクタンクであるエフシージー総合研究所(岸本一朗社長)は、原材料表示作成システム「食品大目付そうけんくん」に、原料原産地表示を作成する新機能をこのほど実装した。

 横断的な表示のルール「食品表示基準」に則った表示を作成。手作業では対応が難しい複雑な表示を、直観的な操作で実現できる。表示対象が複数ある場合や詰め合わせ食品にも対応する。食品表示基準で認められない表示方法に対するエラー判定機能付き。

サポート体制も充実

 「そうけんくん」は原材料情報をデータとして取り込んで一元管理し、製品のレシピを登録することで、原材料名や栄養成分などの表示を瞬時に作成するシステム。大手製造ベンダーや小売店、飲食店など約2200社に導入されている。

 サポート体制も充実している。食品表示の知識を持ったスタッフが在籍しているため、システム上の問題だけでなく、実務上の問い合わせにも対応が可能。食品表示のノウハウが乏しい新規事業立ち上げ時の強い味方となる。

 他社システムと比べて低価格な点も特徴の一つ。製品価格は18万円、年間更新料は12万円(1ライセンス)。

    「食品大目付そうけんくん」に原料原産地表示を作成する新機能を追加した