林原グループの林原商事はトレハロースシンポジウムを10月14日午後、東京有明の東京ビッグサイト会議棟で開催する。
トレハロースは自然に存在する糖質の一種。耐冷凍性をはじめ脂質の変負防止などの機能性がある事が知られており、菓子、スリミ、冷凍食品などの食品や、衣料品の繊維にも使われている。
今回はトレハロースの新たな学術発見に加え、植物の生育・機能性物質への影響、環境に配慮した繊維への応用など次の講演を行なう。
▽トレハロースのwater channel構造と結晶多形間転移の関係▽トレハロース蓄積による酵母の耐凍性向上の試み▽冬虫夏草の培養とトレハロース▽線虫の寿命・老化とトレハロース▽植物へのトレハロース処理による機能性物質の動向
▽トレハロース結合繊維「トレハクール」の開発▽海外におけるトレハロースの応用開発〜粉末乳製品への利用を例に〜。
聴講は無料だが申し込みが必要。
問合せは林原生物化学研究所開発センター(担当:久保田、辻田)、TEL.086−224−4311まで。申込書は専用サイトから取得できる。