くら寿司全店にウルトラファインバブル発生装置
日本航空（ＪＡＬ）の連結子会社で、航空機部品販売のほか、機内販売や空港店舗の運営、食品流通など手がける�蝪複腺味妝�（東京都港区、高濱悟社長）はウルトラファインバブル発生装置を全国の「くら寿司」店舗のバックヤードに９月から順次設置する。
老舗ポンプメーカーで高濃度のウルトラファインバブルを瞬時に発生させる技術を持つ�蟯飮垣什扈�（東京都千代田区、内山剛治社長）と協力して進める。
ウルトラファインバブルは泡径が国際標準化機構ＩＳＯや日本産業規格ＪＩＳで定義されている、１マイクロメートル未満の微小な気泡。水中に長時間残存でき、界面活性作用や電気的作用を活かして洗浄、水質改善、除塩、魚の鮮度維持など幅広い分野に転用できる。日本発の技術として知られる。
ウルトラファインバブル発生装置を全店に導入するくら寿司
くら寿司では約１年間の実証実験期間中にウルトラファインバブルが環境や労働にもたらす効果を検証してきた。その結果、１店舗あたりの水使用量を従来比約89％まで削減することができた。
さらに、従来と比べて業務効率化が図れたことで労働環境の改善につながり、より働きやすい職場の実現が可能になる、との結論を得た。くら寿司は導入店舗を順次増やし、全店（全国500店舗以上）に広げる。