食品製造・加工、物流、小売までを網羅し、安全・安心な「食のインフラ」を提供するイシダは東京秋葉原で「イシダフェアinTOKYO」を5〜6日開催している。
追従運搬ロボット「サウザー」
最新システム・機器の展示ブースで食品業界の経営のヒントや課題を解決する提案を行っている。
製造・加工・物流・小売のあらゆるシーンで人手不足、食の安全・安心、生産性向上、顧客満足などに対するソリューションを用意。製造分野では新型小型部品用包装機、オートラベラー、X線異物検査装置、重量検品装置、食肉加工管理、電解次亜水生成機、物流・飲食分野では仕分システム、ピッキングカート、飲食店POSシステム、オーダリングシステム、小売り分野ではPOSシステム、台紙レス自動計量包装値付機、ノントレー包装機、卓上型包装機、対面計量器、POP作成システムなどを展示している。
満席のセミナー会場
特別セミナーではイシダ商品企画部の伊藤渉氏が「食品表示法とお客様に分りやすい表示について」と題し講演した。伊藤氏は長年にわたり表示に関する最新情報を関係各省庁、関連団体と確認し、製品に必要な機能の拡張や新たな仕様を取りまとめる専門担当者。1日に加工食品の原料原産地表示が義務化されたばかりだが、2015年4月に食品表示法が施行されて以来、食品表示法については様々な情報が錯そうしている。新ルールへの移行が求められている食品関連事業者の表示に関する関心は高い。会場で配布した資料は伊藤氏が実際に関係省庁のセミナーに参加した時のやり取りや、担当官との電話・メールでの応答などを盛り込んだ実践的な内容。180席を埋め尽くした参加者は真剣に耳を傾けた。
大阪国際会議場で「イシダフェアinKANSAI」を12〜13日開催する。