モバックショウ大阪、アジアからの来場者が増加
協同組合日本製パン製菓機械工業会（田中利幸理事長＝三幸機械社長）は先月通常総会を開き、今年２月大阪で開催した国際製パン製菓関連産業展「モバックショウ」の海外からの来場者が前回の２％から約６％に当たる2700名に増え、そのほとんどがアジアからだったと田中理事長が明らかにした。
田中理事長は「アジア諸国は日本の機械に強い関心を持っており、さらに日本の製品を導入できるレベルになったのだろう。中国をはじめ東南アジアでは金融危機の影響があまりなかったのではないか。食品産業も活発に動いているようだ。完成品メーカーである我々は、自分自身で新しい市場を開拓していく必要がある。そういう意味では、モバックショウが我々に１つの示唆を与えてくれた」と語っている。
通常総会では、今春、関東混合機工業��の林孝司社長が藍綬褒章を、�螢灰弌璽�の小林将男社長が旭日双光章をそれぞれ受章したことも報告した。
通常総会で挨拶する田中理事長（中央）