フードテックジャパン、出展社を募集中
会期中はコロナ対策を徹底する、写真はリード社が主催
した今年２月の展示会の様子
食品製造の自動化・省人化をテーマにロボットやＡＩ・ＩｏＴ、食品機械、検査装置などを一堂に集める「第１回 フードテックジャパン」が千葉の幕張メッセで11月25〜27日開催される。出展社を募集中だが、すでに有力企業が出展を決めるなど、主催者は同時開催の「第５回 ドリンクジャパン」と合わせて450社の出展を見込んでいる。
新型コロナの影響を受け、リモート会議やオンラインイベントなどの取り組みが広がっているが、食品製造の現場でも自動化や省人化、分散化をめざすデジタルシフトの動きが加速するとみられる。こうしたニーズを取り込もうと有力企業が出展する。
味の素エンジ、フクシマガリレイなど出展
味の素エンジニアリング（東京都大田区）は工場設備の高精細な３Ｄ画像をクラウドにアップロードし、ＰＣ画面に再現する次世代型の３Ｄ設備管理サービス「ＰＬＡＮＴＡＸＩＳ（プランタクシス）」を提案する。
工場から遠く離れた画面上で現場調査や測量が行えるほか、点検情報の確認、工事計画の立案、見積もり依頼ができるため、設備管理の効率化、経費削減、管理ノウハウの継承が可能になる。コロナ禍のように拠点間の移動がままならい状況でも、リモート操作で作業が行える利点がある。
このほか、弁当工場で働くロボットを開発するアールティ（東京都千代田区）、自動清掃ロボットを輸入販売するマクニカ（横浜市）、リフター付き自律搬送ロボットを開発したＴＨＫ（東京都港区）などが出展する。
食品機械メーカーでは、冷凍冷蔵機のフクシマガリレイ（大阪市）、食肉スライサーの日本キャリア工業（愛媛県松山市）やなんつね（大阪府藤井寺市）、食品工場の設計施工を得意とする中設エンジ（名古屋市）、充てん機・移送ポンプのユニフィラージャパン（東大阪市）などが出展する。
ガイドラインに基づきコロナ対策を徹底
コロナの収束はいまだ見通せないが、主催するリードエグジビションジャパンは「政府・自治体、展示会業界のガイドラインに基づいて安全対策を徹底する」としている。
具体的には�．泪好�着用の義務付け、�▲機璽皀哀薀侫�ーによる来場者の体温測定、��消毒液の設置、�ぐ綮奸Υ埜郢佞両鐫鵝↓ゥ札潺福次�講演会終了後の消毒、�θ發粒�放と空間設備による常時換気、セミナー会場の座席空間の確保などを挙げている。