ロイヤルとパナソニック、協働で冷食ＷＥＢ販売
レストラン品質の家庭用フローズンミール「ロイヤルデ
リ」はロイヤルのセントラルキッチンで製造する
ロイヤルホールディングスとパナソニックは協働し家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」の販売を12日から開始した。具体的には、パナソニックのウェブサービス「EATPICK Marche（イートピックマルシェ）」を通じ、ロイヤルのセントラルキッチン（福岡、千葉）で製造するレストラン品質の家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」25種類を販売する。
ロイヤルデリは昨年12月発売以来、同社オンラインショップやグループ内店舗で販売してきたが、今回、キッチン家電メーカー大手のパナソニックの販路も活用することで、より広くフローズンミールの普及を図る。今後、パナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」とコラボしたメニュー・調理の提案なども行う。パナソニックのウェブサービス「EATPICK Marche」で販売するロイヤルデリは、スープ、ショートパスタ、カレー、ドリア、ハンバーグ、煮込みなどの料理のほか、調理時間がかかるソースや魚介のベースなど、税込み250〜780円の価格帯商品。
外食業界を代表するロイヤルグループはフローズンミールの開発・販売を最近強化している。その理由について同社は�［篆�市場が伸びている、�⇒漆�でも冷食を活用する消費者が増加、�Ｎ篆�で専門店の味を家庭でも楽しみたいという声が多い、�こ或�・中食・内食のボーダレス化が進んでいるためと説明している。
ロイヤルグループは60年以上前から冷食事業を手掛けている。きっかけは冷凍クリスマスケーキ製造開始（1956年）だが、本格着手は福岡本社工場にセントラルキッチンシステムの62年導入から。70年大阪万博で米国ゾーンに出店し「冷食の威力を絶大と認識した」（ロイヤル）。以降半世紀にわたり、セントラルキッチンで冷凍技術を磨き、レストラン品質のロイヤルデリとして結実した。
「EATPICK Marche」を通じた「ロイヤルデリ」販売の流れ