ＦＯＯＭＡ2022、過去最多の800社超が出展
日本食品機械工業会（海内栄一会長）は「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2022（国際食品工業展）」の公式ＷＥＢサイトを１日リニューアルし、事前の来場登録・セミナー登録を開始した。
今年は東京ビッグサイト東棟の全ホール（１〜８ホール）で６月７〜10日開催する。東京開催は３年ぶりとあって、食品機械メーカーらの意気込みは強く、出展社は過去最多の800社に上った。テーマは「Ｒｅｓｔａｒｔ ＦＯＯＭＡ」。新時代の幕開けにふさわしく、新たな企画を多数盛り込んだ。
「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2022」の公式サイト
新展示分野として食品製造・加工に「惣菜」、ロボット・ＩｏＴに「フードテック」、環境・リサイクル対策に「省エネ」を設け、自動化・省人化ソリューションを提案する。
新設の「スタートアップ」ゾーンでは、コオロギ由来の代替たんぱく素材、視触覚センサを搭載したロボットハンド、東京大学発のアルゴリズムによる画像解析など、最先端の技術を持つ新興企業が一堂に集結する。
さらに「ＦＯＯＭＡアワード」を創設した。技術開発が優秀な食品機械を対象に各賞を会場とオンラインで６月８日発表する。
「フードテック革命」の著者が登壇
セミナーは講師陣の充実さが目を引く。書籍『フードテック革命』の著者で、スマートキッチン・サミット・ジャパンを主催する�螢轡哀泪�シスの田中宏隆常務執行役員がフードテックの未来をテーマに講演とパネルディスカッションを行う。
立命館グローバル・イノベーション研究機構の川村貞夫教授をはじめロボティクス研究の第一人者らが食品製造ラインの自動化について討論を行う。
毎年恒例の「ＦＯＯＭＡビジネスフォーラム」では�蠅佑�しフードサービスの根岸榮治社長が「経営理念の実現と追求」をテーマに講演する。
各セミナーは募集人数に限りがあり、早めに登録しておきたい。