キユーピーは３月１日のマヨネーズの日に合わせて「キユーピーマヨカフェ」の期間限定キャラバンを東京ミッドタウン（六本木）のイベント広場で開始した。キユーピーマークで彩ったキッチンカーで「マヨネーズマジック」を生かしたオリジナルメニューを販売する。名古屋、大阪でも順次開催する。
　「マヨネーズマジック」は同社が提案する新しいマヨネーズの調理活用法で、炒めたり、焼いたりすることで料理にコクやうま味を加え、食感良く仕上げることができる。
　マヨカフェでは鶏むね肉を味噌マヨネーズに漬け込んで焼いた「味噌マヨ鶏」や、マヨネーズを加えてふわふわに焼いた厚焼きたまごのサンドイッチなどを「手頃な値段で」（担当者）販売する。
　また、特別な卵「エグロワイヤル」と仏産の小麦粉、北海道産の生バターで仕上げた「たまごサブレ」などオリジナル焼き菓子やグッズも数量限定で販売する。
　2016年に始めたマヨカフェは昨年まで期間限定店舗で展開し、昨年は東京、名古屋でコアファンの「マヨラー」らのべ約２万人を呼び込んだ。今回オープンスペースを活用したことについて、同社では「これまで関心がなかった人にも気軽に立ち寄ってもらえるよう敷居を低くした」という。マヨネーズを使った料理はクックパッドなどの投稿サイトでも広がりを見せており、若い人たちの間では関心が高い。同社はテレビCMや新聞広告でも様々な使い方を訴求するなど「今後も積極的にPR活動を展開する」（担当者）としている。
　マヨネーズの日はキユーピーが1925年３月に日本で初めて製造販売したことにちなんで2015年に制定した。イベントは東京で４日まで行った。名古屋は17〜18日、SUNSHINE SAKAE、大阪は31〜４月１日、グランフロント大阪。いずれも11:00〜17:00。