木村哲郎の「生鮮プロセスセンター製造商品の安全・安心」−８−
精肉商品での事故の実例と対策
金属検出機の運用上の留意点
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・金属検出機のスイッチは使用する30分以上前に入れておきます。これは 検出部の感度を安定させるためです。
・テストピースで金属検査機が正常に働いているかどうかを確かめます。
（正動確認→記録）
（鉄1.5Ф ステンレス3.5Фなど）
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テストピースはトレーに浮かせて置き、感度が一番低い位置を通過するようにします。
�６眞気�作動・排除した場合の対応
・排除品が出た場合は、すぐそのラインを止める。
・該当パックの２分割を繰り返し、原因の異物を突き止める。
・金属の断面が新しいものや、複数ある場合は拡散性があると判断しルールに従って処理する。（次項参考フロー図）
・これらの事を社員が責任者を持って最初から最後まで処理、確認、記録に残し報告する。
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※他の食品製造業界では、金属検出機で排除されたものは、鍵のかかる取り出すことのできない箱に投入し、絶対出荷できなくするところもあります。
金属検出機は出荷判定機能ではなく、モニタリング（監視）機能なので、精肉ＰＣでは原因となる金属を必ず見つけ出し、拡散性があるかどうかを判定します。
金属以外の異物管理
金属以外の異物混入の原因と予防処置
