専門部署が6次産業化をサポート

   FEクリーン水簡易設置コンパクト型

 福島工業は6次産業化を推進する専門部署を2013年に立ち上げるなど、早くからグループ全体で1次産業支援に取り組んでいる。今回の「農業ワールド2018」ではHACCP対応の温度・衛生管理から加工場や店舗の設計・施工までサポートできることを訴求する。
 自動洗浄機能付きブラストチラー/ショックフリーザーは料理の粗熱を取るだけでなく、急速に冷やすことで料理の味や香りを封じ込め、再加熱後もでき立てのおいしさを再現する。さらに最大−40℃の冷気で急速に凍結するため、菌の増殖を防ぐなど安全性を確保できる。
 電解次亜水生成装置「FEクリーン水簡易設置コンパクト型」は食材の殺菌や調理器具などの除菌に効果を発揮する。希釈作業や濃度調整は不要で、蛇口の水量調整で塩素濃度が変動するため、様々な塩素濃度の電解水を生成できる。蛇口を全開で使用した場合(給水条件10ℓ/分以上)は40ppmの塩素濃度になる。蛇口をしぼれば高濃度の電解水を吐出できる。
 このほか、独自のコンプレッサー制御技術で省エネ効果を上げたスイング扉のリーチインショーケースやパネル式冷蔵庫を出展する。また、展示ブースでは6次産業化をサポートした農業生産法人の加工食品も展示する。

  スイング扉のリーチインショーケース