ユーグレナはバイオ燃料精製設備の建設に向け、米石油大手シェブロンの子会社から技術供与を受ける基本合意契約を20日結んだ。
ユーグレナはバイオ燃料精製設備を国内に建設し、ミドリムシなどのバイオマスから抽出した油脂をバイオジェット燃料に精製することを目指している。
その上で必要となるバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術ライセンスの付与を受け、設備の基本設計や触媒の提供を受けることに関し、今回合意した。同技術の採用はアジア初という。
契約の相手先企業である「シェブロンラマスグローバル」はシェブロンと、米国建設・エンジニアリング大手のCB&Iテクノロジー・ベンチャーズが設立した合弁子会社。
ユーグレナは3月中をめどにライセンス契約などを締結し、その後バイオ燃料精製実証設備の設計、建設を開始する。