ロイヤルG機内食会社、金賞3年連続受賞

 ロイヤルホールディングスの子会社で機内食事業を展開する(株)関西インフライトケイタリング(KIC)は、安全・品質面で最も優秀な機内食会社として、国際的な機内食会社監査プログラムの「QSAI(Quality&Safety Alliance Inflight Services)」で2014年度アジア太平洋地域・金賞を受賞した。3年連続の同賞受賞。
 QSAIは監査会社Medina Quality-Food Assurance Servicesの運営のもと、航空会社10社(アエロフロート、エア・カナダ、エア・カナダ・ルージュ、エールフランス、KLMオランダ航空、シンガポール航空、全日空、大韓航空、エア・タヒチ・ヌイ、ヴァージンアトランティック航空)が加盟。80カ国240カ所の施設を対象に衛生・品質監査を実施。食材の納品、調製、搭載、機用品の洗浄、保管といった機内食調整・搭載業務全般について、各施設で監査を行っている。
 KICはアジア太平洋地域・銀賞を2009年度以降3年連続で受賞してきたが、2012年度からは金賞を3年連続で受賞している。
 ロイヤルグループの機内食事業は福岡空港の国内線初便が戦後就航すると同時に開始。関西国際空港でKIC、福岡空港では福岡インフライトケイタリング(FIC)が高品質の機内食を約30社の航空会社向けに調整・搭載を担っている。FICは今年7月、那覇空港で機内食工場を新設稼働する予定。