四国の子会社を解散、本州と大東製罐を合併

 東洋製罐は子会社の四国製罐を解散し、本州製罐と大東製罐を合併することを27日決めた。事業再編の一環として3ピース缶事業の業務集約と合理化を図るため。解散は来年3月31日、合併は4月1日に行なう。
 四国製罐の20年3月期は売上高43億7700万円、営業損益2500万円の損失、経常損益2300万円の損失、純損益は3700万円の損失だった。

 合併は本州製罐を存続会社とする吸収合併方式で、大東製罐は解散する。合併後も18リットル缶、缶詰用空き缶、美術缶の製造販売という両社の事業内容を踏襲する。田邉眞吾代表取締役社長、資本金4億円。