やわらか食調理家電、ニチレイの冷食とコラボ
やわらか食調理家電「デリソフター
やわらか食調理家電「デリソフター」を販売するギフモ��（京都市）はニチレイの冷凍食品を使用したやわらか食に特化したレシピ11品を公式サイトのレシピページに公開した。両社の協業で実現した。
嚥下（えんげ）・咀嚼（そしゃく）機能が弱い人に「家族と同じ食事を摂る喜び」を提供する。
デリソフターは圧力と水蒸気を利用して見た目や味をほとんど変えずに料理や食材をやわらかくする調理家電。きざみ食やペースト食と異なり、料理本来の状態がわからなくなることがない。
炊飯器のような外観で、料理や食材と一緒に水を入れてふたをする。あとは調理モードを選択してボタンを押すだけ。肉料理などを柔らかくする際は事前に付属の専用カッターをスタンプするように差し込んで繊維を細かく分断し、穴を空けて熱が通りやすくする。
オンラインショップでは税込み５万9400円で販売している。10月に発売したリニューアル品は付属の専用カッターを食洗器対応、抗菌対応にした。
やわらか食にしているのは「本格炒め炒飯」や「極上ヒレかつ」、「今川焼」、「特から」など11品。
ギフモは2019年設立。パナソニック内のビジネスアイデアを事業化するために設立したスタートアップ。
「デリソフター」で調理したニチレイの「特から」
「特から」を使った調理比較、右がデリソフターによる調理後、左は電子レンジ調理後