食品開発展開幕、6日まで

 東京ビッグサイトで「食品開発展2017」が4日開幕した。
 食品分野の3大テーマである「健康」、「おいしさ」、「安全・品質」に関するアジア最大の技術展。機能性素材・健康素材を集めたHi(Health Ingredients Japan)と、分析・計測・衛生資材、製造技術を集めたS-tec(Safety and Technology Japan)に今年から食品のおいしさを追求するFiT(Food ingredients fo Taste)が共催になった。出展規模は600社、870小間。

   初日から多数の来場者が訪れている

 Hiは食品、飲料、菓子サプリメントなどに利用される新素材、注目素材が国内外から集まり、食品素材、受託製造企業に効率のよいマーケティング、ビジネスチャンス拡大の場を提供している。
 S-tecは食の安全と高品質を確保するための分析・計測、安全・衛生、粉体・液体食品の製造技術、環境技術、包装技術など食品産業の5大技術が集まり、食品企業の抱える技術課題に応える展示を行っている。
 FiTは食品のおいしさを創り出す差別化素材・食材や技術、おいしさを保持するための素材・技術を一堂に集め、国内外の食品・飲料メーカーの開発担当者、フードサービス、流通関係者に情報を発信する。
 展示のほか今後の食品の流れを左右するテーマが目白押しの記念セミナーや380講座以上の出展社プレゼンテーションセミナーなど様々な企画で最新情報を提供している。