東北大地震被災者に即席麺を支援

 世界ラーメン協会(安藤宏基会長=日清食品ホールディングス社長)は11日の東北地方太平洋沖地震と津波の被災者に対し、緊急食料としてインスタントラーメン20万食を支援すると13日発表した。日清食品ホールディングスが協力する。
 また、日清食品は「カップヌードル」ほか100万食の同社製品を緊急無償提供するとともに、給湯機能付キッチンカー7台を派遣する。
 東北支店(仙台市青葉区)に現地対策本部を設置し、「農林水産省をはじめとする関係省庁や各自治体の災害対策本部と連携しながら、迅速かつ積極的な支援活動を行なう」(同社)。
 キッチンカーはイベント会場で試食提供するための設備があり、1台で1日あたり1000〜1800食を供給できる。
 同社は震災のあった翌日の12日にも第1回の支援としてカップ麺13万4400食の提供を決めていた。