「南魚沼産コシヒカリ」の産地で有名な新潟県南魚沼市はインターネット投票による「握飯世界一決定戦」を地元の国際大学(IUJ)と共催する。国際大学の留学生が考案した国際色豊かなおにぎりを市長らが審査したうえで一般投票を受け付け、優勝チームを決定する。
「南魚沼産コシヒカリ」の普及促進事業の一環。2018年にスタートしたが、2020年は新型コロナの影響で中止を余儀なくされた。
今年の新規出場チームはイラン、パキスタン、ベトナム。これに出場経験のあるラオス、フィリピンを加えて5カ国で行う。ラオスは2019年の優勝チームで初代おにぎり世界王者。フィリピンは2018年の国際大学学長賞受賞チーム。留学生チームが考案したレシピに基づいて、魚沼里山農園やめし徳などの地元企業が製造をサポートする。
イランチームと魚沼里山農園が試食している様子
審査員は林茂男市長、伊丹敬之国際大学学長、サントリービバレッジサービス関東・信越営業本部六日町営業所の和田正行所長ら。ネット投票前に行う審査会では出場5チームによるプレゼンテーション、審査員による試食、審査、市長賞や学長賞などの各賞を決定する。審査会の様子を撮影した動画やレシピはネット投票用サイトで公開する。
投票期間は3月22〜29日。優勝チームの発表は開票結果ページで3月31日午前10時から行う。魚沼市のサイトから投票できる。
2019年に初代おにぎり世界王者に輝いたラオスチーム