協力会が30回記念大会

 ニチレイロジグループのロジスティクス・ネットワーク(東京・築地、滋野泰也社長)と、その協力会社で構成する「ロジネット協力会」が定時総会30回を記念する大会を26日、東京・内幸町の帝国ホテルで開いた。

        記念撮影するOBら

 ロジネット協力会の岡本卓治会長(岡山スイキュウ社長)は「3社でスタートした会が発展を続け、今は120社。研修会、海外施設、ドライバーコンテストなど、様々な活動を展開し、輸配送の安全と品質の向上につなげている」と紹介。
 来賓の大谷邦夫ニチレイ社長は「ニチレイも昨年で70周年。全国輸配送のネットワークとコールドチェーンの確立がニチレイの低温物流事業を支え、高い物流品質を誇る会社へと成長した。特に輸配送におけるロジネット協力会の貢献はいうまでもなく、この場を借りて皆様に感謝したい」と挨拶した。
 テノール歌手で牧師の新垣勉氏(63歳)が記念講演し、全盲という境遇を乗り越える契機となった「人との出会い」「言葉を超えた言葉」を、エピソードを交えつつ紹介。披露した歌も参加者に深い感動を与えた。
 協力会の山口一幸副会長(山口運送社長)が閉会挨拶し「最高の物流品質でオンリーワンを目指そう」と呼び掛けた。
 懇親会では三友通商の寺崎秀嗣社長が乾杯の音頭を取った。日本低温運輸の山口貴弘社長の発声で中締めとなった。