サッポロホールディングスグループのサッポロインターナショナルと韓国の大手乳業メーカー、メイル乳業は韓国国内のビール販売事業に関して業務提携した。韓国内でのビール販売を本格的に開始する。
メイル乳業はチーズ類やチルドカップコーヒーのシェアが韓国で最大規模の大手乳業メーカー。多様なレストランを展開するなど幅広い事業を展開している。12月以降、韓国にサッポロブランド商品の輸出を開始し、メイル乳業の販売網を通じてコンビニエンスストア、スーパー、チェーン飲食店などに販売し、順次拡大させる。また、メイル乳業直営のレストランでも販売する。
本格販売開始となる2011年は30万函(350ml×24本換算)の販売を計画。5年後の2015年には150万函まで拡大し、韓国国内における輸入ビールブランドのトップシェアをめざす。
韓国国内でのビール市場は成熟しつつあるが、輸入ビールカテゴリは2005年から5年間で約2倍と急速に拡大している。また、韓国市場は日本と比べて業務用の占める割合が50%と高いのが特徴という。